読了本

時の罠/辻村深月湊かなえ米澤穂信万城目学
タイムカプセルに始まりタイムカプセルに終わる。『別冊文藝春秋』2012年7月号は「時」がテーマだったのかな? なぜか有川さんと貴志さんのを抜き(単行本化済だから?)万城目さんの短編を加えて4編でアンソロジーの体裁を整えたようだけど、どうせならもう2、3編加えれば読み応えがあったのに。すでに『家族シアター』に収録済の辻村さんのは既読だがやはり面白かった。米澤さんのは奇妙な味わいのSFミステリでちょっと笑ってしまった。ところで青酸カリって密閉もせずに十数年放置してても変質しないもの?

日本全国ご当地スーパー 隠れた絶品、見~つけた!

日本全国ご当地スーパー 隠れた絶品、見~つけた!

日本全国ご当地スーパー 隠れた絶品、見〜つけた!/菅原佳己
スーパーで売ってる地域色あふれる商品を紹介したオールカラー本。コメントがいちいち面白い。私もスーパー大好きで普段から入り浸ってるので楽しかった。旅行者向けのみやげ物より地元民が普段づかいしてる品に興味あるよね。しかしなんでいつも埼玉のモデルケースが秩父なのか。福井の水ようかんが美味しそうだと常々思っていたのだが……いいなあ、今ごろ福井の皆さん食べてらっしゃるんでしょうね。伝説のスーパー・宮城のさいちにも行ってみたい!