読了本・コミックス

信長協奏曲 11/石井あゆみ
“おゆきちゃん編”かー、と最初は思ったが読みごたえがあって面白かった。やっぱりサブローの変人っぷりが光るなぁ。何を考えているのか、いっさい内面を見せないのはホント巧いね。何か考えてるように見えるもんな。たぶん何も考えてないんだろうけど、でももしかしたらと思うし……。にしても最近サブローの目張りがきつくないか? メンフィスか!とつっこみたくなる。あいださんネタが鉄板になってきたなぁ。あー、本能寺たのしみっ。

夏目友人帳 18 (花とゆめCOMICS)

夏目友人帳 18 (花とゆめCOMICS)

夏目友人帳 18/緑川ゆき
友人帳のことが名取にばれたのよりも、レイコ似の男なんてネタがいまさら出てくることのほうが衝撃的だった。だってまだレイコさんがどんな人だったのか、どんな人生を送ったのかもよく分かってないのに! 緑川さんがこんなネタ場当たり的に出す訳ないし、ちゃんと考えてあるのだろうが、気になる。男(祖父?)のことが分かると芋づる式にレイコの人生も明らかになるとか……。ナツメグには笑った。

みえちゃんち 秀良子名作劇場1/秀良子
自伝的(?)な表題作は、主人公がなんだかなん子さんっぽいですが、もうすこしリリカルかつ切なしょっぱい雰囲気。“今のやっくん”って何がどうなったのか……。「あまつそらなる君恋ひめやも」がいちばんよかった。最初からオチまですごい好き。こんなにラストにしみじみ泣かされるとは。