読了本

大奥 11 (ジェッツコミックス)

大奥　１１／よしながふみ
読後、怪物だな治済……と本を閉じたら帯にでかでかと「怪物、徳川治済」って書いてあってビビった。次巻予告をみるかぎり医療方面の話が充実していきそうだが、赤面疱瘡根絶の前にまず政治改革なりでこういう人をなんとかしたほうが。史実だと治済亡き後の家斉めっちゃバカ殿なんだけど、この物語では違うんだろうな。暗愚には見えないし、御台もしっかり者だし。にしても折りにふれ出てくる青沼と源内のおもかげに読んでるこちらまで泣きそうになる。

ワカコ酒 3 (ゼノンコミックス)

ワカコ酒　３／新久千映
『孤独のグルメ』とかも好きだけど、すごい量を食べるので読むだけで胃がもたれてくる感じがするんですよね……。ワカコはまあ、女子だしいい年（二十代後半だそうな）なので、そんなに食べない。まあまあ飲んで、ちょこっと食べる。若者や男性にしたら「足んないでしょ」って量で満足する。それがこの作品のいいところですね。ナチュラルにひとり呑みを楽しんでるところも好き。