読了本
- 作者: 麻見和史
- 出版社/メーカー: 講談社
- 発売日: 2013/12/05
- メディア: 新書
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如月塔子シリーズ5作目。顔や腕が損壊され、腹部に数字がかかれた死体が発見された。連続殺人をおこなう犯人の目的はいったい何なのか。犯行が猟奇的なのはともかく、ちょっと作為がすぎないかな? そんなことやってるうちにターゲットに気づかれて逃げられてしまいそうなもんだが。今回は犯人のほうがすばやかったようだし、それが蟻の一穴にもなったのだが……のっかろうとする人が出てくるのはさらにリアリティが……。塔子は相変わらずだが、どんどんブレなくなっていくのが頼もしい。そんで鷹野とのちょっとしたコントが入るのもほほえましい。