読了本
- 作者: 麻見和史
- 出版社/メーカー: 講談社
- 発売日: 2013/04/04
- メディア: 新書
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シリーズ4作目。実際にこんな事件が起こったら防ぎようがないんじゃないか、と空恐ろしくなった。事件的にはモヤモヤしたものが残って何だかすっきりしない。さらに今回の塔子は危なげなく刑事をつとめていたから、逆にちょっと印象が薄い。ピンチもあったけど、読んでてザーッと血の気が引いた前回のチョンボほどじゃないというか。塔子がツイてるのは運があるというより、細やかな気配りと直感力が結びついた結果なんじゃないかと思う。鷹野に比べたらまだまだだけどね。