読了本・コミックス
- 作者: 樫木祐人
- 出版社/メーカー: KADOKAWA/エンターブレイン
- 発売日: 2014/01/14
- メディア: コミック
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待望の2巻。子どもの頃から“小さい人たち”のアニメやおもちゃに親しんでいた身としては、このシリーズは童心に帰れる和みマンガの極みだ。丁寧な描き込みのかわいい絵柄と、のんびり細やかな展開に気持ちがすーっとほぐれる。食べ物がおいしそうなところもポイント高い。つみれとゴボウの味噌汁うまそう。各話のあいだに挟まる「コラム 足下の歩き方」は単行本オリジナル? これが結構好き。
- 作者: 市川春子
- 出版社/メーカー: 講談社
- 発売日: 2014/01/23
- メディア: コミック
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え、これ近未来ものなのか。彼らはすべて「にんげん」から別れたってどういうこと……? 海の王の変態にはびっくり。宝石人たちの体がけっこうひんぱんにパキンパキン割れるのにもびっくり。まあこなごなになっても死なないし、元に戻れるみたいだが、心臓に悪い。そもそもこの物語には緊張感というものがあまりない。戦いはまるで遠足のようで、よく泣くシンシャですらウエットさがない。そこが独特の魅力を醸し出してるんだけど。
- 作者: 相川有
- 出版社/メーカー: 幻冬舎コミックス
- 発売日: 2013/09/24
- メディア: コミック
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美少女探偵もの、とはいえ予想以上に本格ミステリしている。解答編での推理が楽しみ。犯行はグロイけどあんまりシビアな雰囲気ではなくて、コミカルなシーンや漫画的なお約束・くすぐり(「平たい胸族」には吹いた)も混じる、いい意味で肩の力の抜けたお話になってるので期待がもてる。相川作品はコメディにちょっとシリアスが混じるくらいのほうが好きなので。
- 作者: 志水アキ,京極夏彦
- 出版社/メーカー: KADOKAWA/角川書店
- 発売日: 2014/01/25
- メディア: コミック
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表紙の若秋彦がヒキョウすぎるっ。こんなシーン原作にないやん! でも妖怪シリーズでの京極堂って3割増しくらいイケメンだよな、表紙は特に。探偵シリーズのコミカライズではやや3枚目なのにね。話は徐々に面白味を増していく。ラストが原作でも「ここから盛り上がる」目印となるあのシーンだし。久遠寺の嘉親さんはイメージしてたよりゲスい感じ。もうちょっと品があってもよかったんじゃ。