読了本
故郷の岩屋(中) エイラ 地上の旅人(12) (エイラ 地上の旅人)
- 作者: ジーン・アウル,白石朗
- 出版社/メーカー: ホーム社
- 発売日: 2006/01/26
- メディア: 単行本
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故郷の岩屋(下) エイラ 地上の旅人(13) (エイラ 地上の旅人)
- 作者: ジーン・アウル,白石朗
- 出版社/メーカー: ホーム社
- 発売日: 2006/02/24
- メディア: 単行本
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このたびシリーズが完結した。せっかくだから最後まで読むかー、と中断してたところから再開。ジョンダラーの故郷へともに帰ってきたエイラは徐々にゼランドニー族になじんでいく。しかし同時に一部の人間からやっかみや憎しみも受けるようになる。理由は美しすぎること、能力がありすぎること、そして氏族とのかかわりが深いこと。前二つはともかく、最後の一つは根が深い。そういえばエイラが恐れる夢では息子どうしが争うのに、生まれたのは女の子なんだよね。やっぱり象徴以上の意味はないのかなあ。エイラにあんまり敵が多いんで、人に慣れたウィニーたちがいつか傷つけられるんじゃないかとビクビクしながら読んでしまう。ウルフの件では一気に血の気が引いた。
ホーンテッド・キャンパス 幽霊たちとチョコレート (角川ホラー文庫)
- 作者: 櫛木理宇,ヤマウチシズ
- 出版社/メーカー: 角川書店(角川グループパブリッシング)
- 発売日: 2013/01/25
- メディア: 文庫
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シリーズ2作目。やたら説明の多い大長編のあとだと何だかホッとする(笑)。なかなか面白くなってきた。相変わらず思いばかりが先行してちっとも行動に移せない森司はともかく、こよみも思わせぶりすぎるんじゃないか?? 今回は事件もなかなか怖かった。にんげんてこわいね、的な……。途中でシリアル・キラーに言及されるくだりがあるんだけど、私がこの作品を知ったのはこちらの管理人さんの日記で「友達が本を出したのでよろしく」と紹介されてたのがきっかけだったので、ちょっとニヤリとしてしまった。