読了本
エール! 1/大崎梢、平山瑞穂、青井夏海、小路幸也、碧野圭、近藤史恵
働く女性への応援歌アンソロジー。どれも面白かった。大矢博子さんが責任編集というだけある。私みたいな極楽とんぼでも、働くってことは、お金をかせぐってことはこういうことなんだからと歯を食いしばるときもたまにはあったりなんかするわけで。それでもがんばろうと思うのは決してお金のためだけじゃない。なんでもそうだけど、人の役に立ってる、誰かに必要とされてる実感があってこそモチベもあがるし、難しい状況や高い壁を乗り越えた達成感がやり甲斐につながるんだなとあらためて思った。ホーンテッド・キャンパス /櫛木理宇著、ヤマウチシズ絵
大学のオカルト研究会を舞台にした連作短編集。「視える」人がいるだけで特に霊能者がいる訳でもないので、持ち込まれる事件もさほどおおごとにはならず、ほろコワ程度でさくっと解決するので読みやすい。今のところホラー版「げんしけん」みたいなノリだが、今後こよみ関係の仕込みが炸裂すればもっと怖くなるのではという気はする。楽しみ。たまに出てくる生臭いテイストが清潔感のある表紙絵とそぐわないのだが、これも今後どうなるのかな。それにつけても森司の草食っぷりのすさまじさよ。
働く女性への応援歌アンソロジー。どれも面白かった。大矢博子さんが責任編集というだけある。私みたいな極楽とんぼでも、働くってことは、お金をかせぐってことはこういうことなんだからと歯を食いしばるときもたまにはあったりなんかするわけで。それでもがんばろうと思うのは決してお金のためだけじゃない。なんでもそうだけど、人の役に立ってる、誰かに必要とされてる実感があってこそモチベもあがるし、難しい状況や高い壁を乗り越えた達成感がやり甲斐につながるんだなとあらためて思った。
- 作者: 櫛木理宇,ヤマウチシズ
- 出版社/メーカー: 角川書店(角川グループパブリッシング)
- 発売日: 2012/10/25
- メディア: 文庫
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大学のオカルト研究会を舞台にした連作短編集。「視える」人がいるだけで特に霊能者がいる訳でもないので、持ち込まれる事件もさほどおおごとにはならず、ほろコワ程度でさくっと解決するので読みやすい。今のところホラー版「げんしけん」みたいなノリだが、今後こよみ関係の仕込みが炸裂すればもっと怖くなるのではという気はする。楽しみ。たまに出てくる生臭いテイストが清潔感のある表紙絵とそぐわないのだが、これも今後どうなるのかな。それにつけても森司の草食っぷりのすさまじさよ。