読了本・コミックス

草子ブックガイド(1) (モーニング KC)

草子ブックガイド(1) (モーニング KC)

草子ブックガイド(2) (モーニング KC)

草子ブックガイド(2) (モーニング KC)

草子ブックガイド 1・2/玉川重機
自分のことばで本を読んだ感想を語るのは難しい。ましてや、それに真摯に向き合うのは。ウケ狙いでも、カッコつけでもない、まっすぐな草子のブックガイドは、大人である作者が「14歳のこころ」に戻って綴ったものなのかもしれない。草子のお父さんもそういう気持ちで絵を描けるようになったらいいのにね……。ところで玉川さんってトーン使わないんだな。ストーリーなじみのよい、心のこもったいい絵柄だと思う。

ドリフターズ 3 (ヤングキングコミックス)

ドリフターズ 3 (ヤングキングコミックス)

ドリフターズ 3/平野耕太
いろいろと盛りだくさん。意外な人がオルミーヌの師匠だったり、ローマ人スキピオが平たい顔族(笑)に遭遇したり、ドワーフが参戦したり。わーいひげづら! 普段は残念な子でも、やっぱり豊久が戦うとわくわくするね。ただの首狩り族なんじゃなくて、一本筋が通っているからね。で、紫って誰??

ミル 5 (ビッグコミックス)

ミル 5 (ビッグコミックス)

ミル 5/手原和憲
鼻ピンクとハルオミはずいぶんあっさりとそーいうことになったなぁ。甘酸っぱくてまぶしい。でもアキとミルにはまず望めない展開だ。彼らふたりが醸し出す渋く落ち着いた雰囲気も好きなのに、そんな関係はずっと続かないだろうという予感もあって。中越さんがあんなにいい子でなければ……!

つらつらわらじ(5)<完> (モーニング KC)

つらつらわらじ(5)<完> (モーニング KC)

つらつらわらじ 5/オノ・ナツメ
面白かったけど結局さいごまでキャラの区別がつかなかった(殿さま以外)。でもね、このマンガのいちばんの魅力はモブなんだよね。各回のトビラを飾ってきた陸尺やら槍持やら通日雇やらという、名前もなき参勤道中の構成員たちの存在がイイんだよね。彼らがいなかったら「行列」にはならないんだから。