読了本・コミックス

ハクメイとミコチ 1巻 (ビームコミックス)

ハクメイとミコチ　１／樫木祐人
こりゃ面白い。小人たちと動物たちが人間のように暮らす世界を描いた生活感のあるファンタジー、ちょいＳＦ風味あり、かな？　動植物のスケールはそのままに、道具や建物はミニチュアに……小さなふたりを基準にした世界の描き込みがとても楽しい。ミコチの作る料理はおいしそうだし、ハクメイの行動力は目をみはるようだし。ちょっと縄文物語　わのきなとあぐねやニタイとキナナを思い出した。文化程度は縄文よりもずっと進んでるけどね……ホビット庄よりもさらに現代寄り、昭和の山村くらい？　ともあれ続きが楽しみ。

狂骨の夢 (5) (怪COMIC)

狂骨の夢　５／京極夏彦原作、志水アキ作画
完結。やっぱり憑き物落としのくだりは面白い。いろんな者たちの思惑が絡み合って物凄い複雑なことになってたんだけど、京極堂が順を追って説明することで驚くほど明快になる。そしてやっぱり朱美はかっこいい。度胸があるし覚悟が違う。

兎の角 3巻 (ビームコミックス)

兎の角　３／睦月のぞみ
いちゃいちゃらぶらぶの完結巻。山なしオチなし意味なし、内容がないよう、ではあるけどまあこれで完結ならいいか。天沢さんの「初めてのお使い的な何か」と、自らの非モテ加減をあやかし達に愚痴るメグミさんは面白かった。

マギ 16 (少年サンデーコミックス)

マギ　１６／大高忍
ちょっと飽きてきた……orz　新キャラばっかし増えて話が進まないんだもん。待機非魔導士組のアラジンとモルさんはどうしてるんだろ。しかし時と場所が変わっても、人間の歴史って常に搾取の歴史だね。それも「あーまたか」って思っちゃう一因。