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文学賞メッタ斬り! ファイナル

文学賞メッタ斬り! ファイナル

文学賞メッタ斬り! ファイナル/大森望豊崎由美
ゴシップ的楽しみもある文学賞批評。ファイナルなんて寂しい。ラジオはなかなか聞けない(ついでにニコニコも見ない)ので、こういう風に本にしてくれると助かるんだけど。でも対談を文字に起こすのは大変なんだろな〜。個々の作品も大森さんと豊崎さんにいじられてると改めて読んでみようかと思うしさ。とくに純文学は、あっしにゃ関わりのねえもんでござんすと頭から思ってるから。「自由高さH」とか「きことわ」とか面白そう。桜木紫乃『ラブレス』や伊東潤『城を噛ませた男』も知らなかったし。ワイドショーを騒がせた田中慎弥の受賞時のエピソードは知ってたが、道尾さんなんかもけっこう人を食った発言してるんだなあ。