読了本
- 作者: 山本兼一
- 出版社/メーカー: 文藝春秋
- 発売日: 2011/11/25
- メディア: 単行本
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シリーズ3作目。相変わらず真之介とゆずの夫婦仲はごちそうさまっ! と叫んでゴロゴロ転がりたくなるほど甘々ですな。商人が主役なので、たとえ相手がすごんで来ようとも腕に訴えることはなく、機智と度胸であざやかに難題を解決していくのが見どころ。「うつろ花」がとくに面白かった。若宗匠かわいそ(笑)。新婚といってももう店を構えてから2、3年にはなるのかと思っていたらまだ5ヶ月なのか。確かにそんな悠長に構えてたら竜馬は殺されちゃうし壬生浪は蝦夷地までいっちゃうわなぁ。これから幕末の京都でとびきり屋がどうなるのかちょっと心配。