読了本

待宵の芒舟-湯屋のお助け人(4) (双葉文庫)

待宵の芒舟-湯屋のお助け人(4) (双葉文庫)

待宵の芒舟 湯屋のお助け人4/千野隆司
お久が一歩引いて志保が一歩前へ、って感じでもないけどお久はもうさすがに三樹之助がどうこうって気分にはなれなさそう。しかし志保はあいかわらず何を考えてるんだか分からないね。大身旗本のおひい様が町人の子どもとお泊りとか普通はナイと思うんだが……そもそも湯屋に通ってくるのさえ、いったいどんな顔して湯船に入ってるんだか、ほかの客はどうしてるんだか想像がつかない(笑)。酒井家のほうでも娘に何にも言わないで好きにさせてるのはどうして? 次の巻では志保の本心がわかるといいなあ。