小江戸川越マラソン2011

11月27日、今年で第2回目の開催となる「小江戸川越マラソン2011」に参加してきた。ちなみに去年のレポはこちら
 
左:月吉陸橋くだり付近/右:蔵造りの街並み

前回も参加して要領が分かっていたので前日受付はパスしてもいいだろう、と当日は朝7時過ぎに川越駅入り。が、会場となる水上公園近くまで運んでくれるシャトルバスに乗るまでにはかなり並び、バスを降りてからも1キロ以上歩いたから、受付できたのは締切の8時ぎりぎり。ひゃー、焦った焦った。身支度のため開会式などもスルー。
相変わらずトイレは男女とも長蛇の列だったけど、仮設の数が増えていたし、あちらの常設はすいてるよ、とか参加者どうしで助け合う姿も見られた。全体的に大会運営は前回よりもスムーズになっていたと思う。先に10キロの部がスタートし、30分後にハーフの部が始まるので、15分前に出発ゲート前に並びに行った。
私は大事をとってキロ6:30のタイムで申告したので、並び順は「G」のグループ。後ろから2番目だからスタートラインを越えるまでに5分もかかった。今回は男女混合で並んだけど、私の周りはけっこう女性ランナーが多かったな。タイムが遅めだからかな? 参加者の比率はやっぱり男性が多い。仮装ランナーは去年ほどめだたなかったような。
ストレッチしながらスタートを待つ間も我ながら不思議なほど緊張してなくて、「武者震いがするのお!」とか思ってた(笑)。栄養補給をかねて、ポットに入れてきた暖かい麹甘酒を直前に飲んでいたせいか、寒さもぜんぜん感じなかった。早く走りたくてうずうずしてた。

スタートゲートをくぐってしばらくはダンゴ状態で前にも出られず。すいてきたのは3キロを過ぎて市街地に入ったあたりから。蔵造りの町並みが見えてくると俄然テンションがあがる。今年は山車が2つ出てた(去年もかな? 市役所の牛若丸は覚えてるんだけども)。お囃子のリズムに乗ってぐんぐん走る! とにかく楽しくて、走ってる間ずーっと笑顔だった。
沿道の応援はあたたかく、とぎれることがなかった。手を振ったり声かけてくれた人(とくにお年寄り)にはマメに挨拶。だって来年も応援してほしいもん。鯨井中の辺りは今年も熱かったなぁ。ハイタッチはほんとに元気が出るよね。17キロあたりかな、幼稚園くらいの子供さんが「最後まで諦めないでくださぁーい!」と叫んでたのには笑ってしまいつつもありがたかった。
今年も晴天かつ無風でやっぱりかなり暑かったから、給水まだかなぁ……と待ち遠しくて、あると小躍りしたいくらい嬉しかった。私設エイドにも感謝したい。アメをひとついただいただけでもずいぶん助かった。私はもらわなかったが、うどん屋さんが出汁つゆをくばっていたのはナイスアイディア!? 塩分補給も大切だもんね。
10キロあたりから違和感が出て、15キロ過ぎから両足の土踏まず横のあたりにマメができたな〜という感触があった。実は去年と同じシューズで、去年も同じところにマメができたのだ。ワセリン塗っておいてもこの靴だとダメみたい。まぁ痛かったけど、あんまり気にしないでガンガン走っちゃった。
ゴール前1キロくらいから加速して、ゲートまで全力疾走! ……が、ゲートを過ぎてもみんなまだ走ってる。よく見たらそのさらに100メートルくらい先に「フィニッシュゲート」が別にあるじゃないか! ええ〜っと泡を食って私も走り出した。ロスというほどのことはないけど、ちょっと焦ったわ。

結果は、グロスタイムが2時間10分、ネットタイムだと2時間5分。ラップタイムは6分切ったところもあって、遅くても6分15秒くらいだったから、私にしては随分と攻めたほうだと思う。それでも去年より5分そこそこしか早くなってないんだなぁ。来年があったら、なんとか2時間切りたいなぁ!

 
いい走りをするために1週間前からビール断ちをしてたので、完走した足で市内に飲みにいってやるぞと思ってたら、嬉しいことにコエドビールが会場に出店してたので<瑠璃>と<白>をいただく。ふふ、おいしー(にこにこ)。他の出店、モツ煮込みや太麺焼きそばなんかも美味しそうだったのだが、12時15分過ぎにはもう売り切れ続出。残念!
去年は初の開催ということもあり、運営の不手際などから参加者の評がずいぶんと辛かったけれども、今年は安心して参加できたし、ランネットの大会レポを見ててもなかなか好評のようだ。ボランティアの皆さんも、一般市民の皆さんもありがとうございました。また来年があるなら、参加者ともどもいい大会に育てていけるといいなあと思う。