読了本

走ることについて語るときに僕の語ること (文春文庫)

走ることについて語るときに僕の語ること (文春文庫)

走ることについて語るときに僕の語ること/村上春樹
ノルウェイの森』序章で挫折して以来、なんと初めて読み通した村上春樹の本。「走る」ことが村上さんと再会するきっかけになるとはなあ。村上さんの走りはストイックすぎてとてもマネできないが(トレーニングのしすぎでカチカチになった筋肉を殴ってさらに走りこむってどーなの)、なんでそこまでして走るのかということについてはちょっとだけ分かるような気がする。とにかく「走りたい」って気持ちが先に立つんだよね、何よりもまず。苦しいとかつらいとか時間がないとか練習不足だとかのいろんな“理由”はお構いなしに。