どうでもいい話

お茶の時間に後輩ちゃんが淹れてくれるコーヒーはいつも大層ぬるい。
ほんとは地獄のように熱いコーヒーが飲みたくてたまらないのだが、やってもらってるのだからと長いことガマンしてた。
そんなところに昨日出されたやつがいつにもましてぬるく水っぽかったため、啜ったとたん「わっ、ぬるい!」とつい口から出てしまった。
「え、そうですか?」
「いつもこうだけど、ひょっとして淹れたあとに洗い物とかしてて冷めちゃうの?」
「いえ、60℃くらいで淹れてるんです。苦味や渋みが出てないでしょう?」
私はびっくりして「えーーーーー!! 玉露じゃあるまいし、普通沸かしたてのお湯使うよね?」とつっこんでしまった。
「60℃じゃなくて80℃だったかも……さすがに今日はぬるすぎたかもしれませんが、でもそういうやり方があるって聞いた事があったんです」
心外だという顔で反論する後輩ちゃん。彼女なりに美味しいコーヒーを、と思ってのことだったらしい。
ぐぐってみたら、確かに熱湯では苦味などが出やすく、90℃から85℃くらいだと酸味がきれいに出たりとかする場合もある、らしい。
でもさぁ、熱さもごちそうのうちだし、なにより美味しく淹れられてなかったらその方法にこだわる意味がないよね? でも味には満足してたのか……。
熱いほうがいいなら次からはそうしますけど、とちょっと不満げな後輩ちゃんに「うん、ごめんね、よろしく頼むわ……」といいながらどっと疲れてしまった私。淹れ方変えたなら味どうですかとか訊いてくれればいいのになー。

えーと、じつは仕事のほうも一事が万事この調子なので、じわじわストレスが溜まってすっかり頭痛もちになってしまいました。悪い子じゃないんだけどコミュニケーションがうまくとれない感じで、何つーか安心して仕事をまかせきれないっていうか、小さな行き違いが多くてスムーズにすすまないというか。
前にやんわりその事いったら泣き出してしまって、しかも話は通じず、ただヘンな悶着があっただけで終ってしまったので、いまも気ばかり遣ってため息を大量生産してる日々だったりする。いかんなーこのままじゃ。私に変な遠慮があるからいけないのかな?
お腹がふくれてしょうがないので、ちょっと文章にして吐き出してみた。