読了本

武士道エイティーン

武士道エイティーン

シリーズ3作目。今回は早苗と香織以外の語り手が飛入り参加していたため、話の流れが少々ごちゃごちゃしてはいたものの、桐谷先生と吉野先生視点の話があったのは嬉しかった。しかもこのふたつはリンクしてるんだもんねえ。思わず「ああっ」と叫びそうになってしまったよ。桐谷流のオサメとシカケの意味も興味深かった。しかし早苗がこうなってしまうと続編はないのかな? いまひとつ盛り上がらない、いささか寂しい展開ではあった。あとちょっと、もう1巻分くらい話の落ち着きどころを探ってもらいたい気がする。ナインティーンまでやったらタイトル的にキリもよいしさ。