読了本・コミックス

猫絵十兵衛御伽草紙 2巻 (ねこぱんちコミックス)

猫絵十兵衛御伽草紙 2巻 (ねこぱんちコミックス)

しじみ売りの少年の話ですでにウルウルきてたが、奎安和尚と縹の話はかなり涙腺がヤバかった。というか読後、愛犬を抱きしめながら泣いてしまった。縹が戦いで命を落しても和尚は動揺しなかったかもしれない、けれど一命をとりとめるかもと聞いてしまえば……生きていてくれさえすれば、二度と会えなくても良いと笑みつつポロポロ涙をこぼされたら、化け猫だって肩入れしたくなろうというもの。西浦さん限定の怪談「花火の夜に猫溜まり」はけっこう怖かったな(笑)。