読了本

オックスフォード物語―マリアの夏の日

オックスフォード物語―マリアの夏の日

19世紀末イギリス。学校から逃げ出してオックスフォードの叔父のもとに身を寄せたマリアは、仲良くなった隣家の3兄弟とともに歴史に埋もれた少年の謎について調べようとするが……。舞台となった学問の街にふさわしい探究心あふれる物語。のっぽの変人コプルストン先生の邪魔と助力がおかしかった。シリーズ続巻も刊行されるのかな? 特に『トマスのいないジェイムズ』が読みたい。タイトルみただけでぞっとするなあ。ジョシュアだけでジェイムズを抑えられるはずもなし、どんな大騒ぎが起こっていることやら。