読了本

左近の桜

左近の桜

“女の長い髪に欲情しない男が来る宿”――風流な連れ込み旅館の息子・桜蔵はしばしば人ならぬものをひろってしまう。そして……。幻想的かつ情緒のあるBLだったorz。いやBLっていうのかなあこういうのも。読み始めてから気付いて、どーしたもんかと思いつつ雰囲気があって割と面白かったのでそのまま読み進む。口では拒みながらその都度やられちゃう桜蔵はともかく、まだあどけなさの残る弟の千菊が毒牙にかかるようならそこで読むのやめようと思っていたのだが、何とか無事にすんだ。でも危ないとこだったり……栗虫がどうとかorz。続きが気になるからいちおう続編も読む。桜蔵って結局なんなんだろ。