長く密やかに読み継がれ、何度か再版もされたこの作品が
ピュアフル文庫に入ったのにはかなり驚いた。ブッキング版で最後だと思ってたもんなあ。あの独特の、妖気ただよう(そこがいいんだが)表紙イラスト&挿絵がなくなったせいか毒気が薄まったような感じもするけど、何度読んでも面白い。夜間閲覧室は永遠の憧れだ。今回はタイミングよく再放送が始まった「
電脳コイル」風の映像で龍子や一郎たちの冒険が自動的に脳内再生されて楽しかった……。アニメ化は絶対ないだろうけど、龍子がむちで光車をまわすところなんかは映像映えするだろうね! ブッキング版のときの感想は
こちら。