読了本

マーベラス・ツインズ契 (4)貴公子の涙 (GAMECITY文庫)

マーベラス・ツインズ契 (4)貴公子の涙 (GAMECITY文庫)

前半は溺れそうなほど涙、涙な展開でフラストレーション溜まりまくり。もうこの二人はくっついてしまえばいいじゃんよ! 何を苦悩しあっているんだか! とこっちまでのた打ち回りかけていたのだが、蘇桜をアゴで使っているやつの正体が判明したあたりからぐわーっと気分が盛り上がった。やっぱこれですよこれ。蘇桜がまた女小魚児と呼びたくなるほど頭と口の回る美少女で。喜んでいたら薄幸路線まっしぐらな鉄萍姑にドカンと谷底へ突き落とされた。そうか、それでも見限れないのか……哀れな……。次巻はケータイ配信が先でもいいけど文庫の形でも出してくれないと光栄を恨む。