やっぱり夏のAチームは人でなしになっていた。負の連鎖だな……。目が覚めた小瑠璃が風穴をあけることになるのか、それとも暴走を止めることはできないのか。マドンナを何とかしてほしい……。久しぶりに出てきた嵐がなよっとした感じで驚いた。こんなキャラだったっけ。もう嵐はナツにやっちゃって、花は
安吾とフラグが立ったということでいいんじゃないか？ かなり凶悪なフラグだけど。
アニメも好調なシリーズ第６巻は変則的な構成。長編と短編、シリーズ外の読み切りと雑多なものを詰め込んであるのはアニメ特需に合わせたせいか。読み切り「まなびやの隅」は最後の最後でぶわーっとロマンス色が濃くなったのが緑川さんらしくて面白いと思った。長編のラストもちょっといつもと違う感じだったし。子狐の話もそうだが、いつも受け身だった夏目が自分から相手と関わろうとしはじめているのが今後どんな流れを生むやら、目が離せない。
仏頂面で目つきが悪くて愛想がなくて大柄で腕っぷしが強くて木で鼻をくくったような言動の女の子の
恋物語。いや〜、なごむわ……。葉都ちゃんがたまにみせる優しさや思いやりに心がほわっとする。蔵重先輩は底が知れないけど、軽そうな竜治先輩が意外にいいやつで。コンプレックスのこととかサラッと描くあたりが桑田さんらしい。早く続きが出ないかな。
絵はピカイチなのに話づくりが壊滅的にダメな才賀、絵は下手だがストーリーセンスが抜群の進藤。このふたりが組んでプロをめざしていく姿を描いた（漫画への）愛と友情のゆるゆる「
まんが道」。すごい凶悪なとこで終わってるので続きが気になる。進藤パパがちょっとすごいな……ありえん。息子はなんで無抵抗なんだ。母親と
児童相談所は何をやってるんだ。
