読了本

タイトルから短編集と長編を見分けることができるようになった。短編集はサクサク読めて気楽に笑えるから、ちょっと時間があるときに読むのにちょうどいい。盛大に吹き出しかけて人前で読むのは早々に止めたけど……。「すれ違いのホスティリティ」で宗介が腹黒い教師を高潔な人柄と思い込むのや「押し売りのフェティッシュ」で宗介が配布しようとしたプリント「『痴漢』との遭遇時の対応。a:交戦し殲滅せよ」云々に腹がよじれるほど笑った。「空回りのランチタイム」のジェットコースター的むちゃくちゃさも面白かった。