読了本・コミックス

町でうわさの天狗の子 1 (フラワーコミックスアルファ)

町でうわさの天狗の子 1 (フラワーコミックスアルファ)

天狗の父と人間の母から生まれた秋姫は他の人よりちょっと力があって大食いなほかは至って普通の女の子。目下、同級生のタケル君に片思い中……。胸がきゅんきゅんしてしまう和風ファンタジーブコメ。のんびりした空気とユーモラスな雰囲気がこころよい。気弱な秋姫も可愛いけど、幼なじみの次郎坊こと瞬ちゃんはいいなあ。激タイプ。年頃の娘との接し方に苦悩する康徳坊さまもクールな眷属たちもいい。あと扉絵がいつも素晴らしい。読み切りも素敵でじわじわ胸にくる。

Yesterday,Yes a day (フラワーコミックス)

Yesterday,Yes a day (フラワーコミックス)

これ読み忘れてた。小麦と多喜二は「天狗」の秋姫・瞬とキャラが逆だね。なんだか動かしずらそう。毎回の扉絵のよさにワンピの尾田栄一郎を思い出す。「あんたは何があってもあたしのこと好きでいてくれるでしょ」のシーンは本気でギャーッと叫びそうになった。ほんわかした絵柄だからまだ衝撃も緩和されるけども、いたたまれない。ラストの話はこび、繋がりがよく理解できなかった。人の気持ちはころころ変わるもんだし繋がってなくてもいいのかな? 誰か少女の心を持った人、解説プリーズ……。

タブロウ・ゲート 1 (プリンセスコミックス)

タブロウ・ゲート 1 (プリンセスコミックス)

あすかコミックス版がすごく好きだったのだが、これは「出しなおし」ではなく最初から「描きなおし」てるらしい。話にはほとんど変化はなく、絵柄も変わってないのでなんで中断した続きから描かなかったのかよくわからん、ってのはあるけど復活してくれて嬉しい限り。新顔タブロウ“隠者”という新しい要素のおかげで展開に多少変化あり。今後大幅に変わったりするかな。版型が角川版よりひとまわり小さいためか迫力は減ったように感じるが、エレナのシーンは圧巻だった。早く話が旧版に追いつかないかなー。

月夜見亭の主人 2 (B’s LOG Comics)

月夜見亭の主人 2 (B’s LOG Comics)

料理が相変わらず丁寧に描いてあって好感が持てる。食べ物をいいかげんにしないというのが月夜見亭で若水の学んだことなわけだしね。若水と店主の過去が描かれ、女性の登場率も増えて物語に厚みが出てきた。これまだ連載中なのかな、もう少し続きが読みたいな。髪の毛、五十鈴よりも店主のほうがどうにかならないかね……料理人の長髪はやっぱり気になる。何かポリシーでも?

ココロは錦 (バンブー・コミックス)

ココロは錦 (バンブー・コミックス)

絶賛貧乏中な女子高生ニシキと借金取りの青年社長の純愛コメディ4コマ。「ぱふ」で連載してるエッセイ漫画が面白いので、猫田さんのBLじゃないのがあったら読んでみたいなと思っていた(BLはハードルが高い……)。最初は借金取りと返済者でしかなかったのが、いつのまにか足長おじさんで両片思いな関係へと変わっていく。社長の情けなさが愛しい。ラストはちょっとほろっときた。