完結。いつもは飲み込んだ鉛のかたまりが胸に詰まるような読後感なのに、吹っ切れたように前向きな勢いがあった。キャラたちは相変わらず悩み苦しみあがきつづけているけれど、悟ったというか開き直ったというかなサバサバ感は快かった(特にのんのさん)。内容濃すぎでコミックス1冊読み終わるのに1時間かかった(時計みて驚いたぞ)。『
オトナアニメ』に連載したぶっちゃけ
トークまんが「アニメがお題目」のひと目をかえりみない熱血ぶりは引いちゃう人と大いに共感する人がいるだろうな。私は後者だけどネ! でも本編よりさらに濃すぎで半分くらいしか元ネタが分からん!
こういう芸風でよく10巻も続けられたなあ……ネタ出すだけで大変そう。どの回も安定した面白さだが「恩着せの彼方に」が秀逸だった。時事ネタのひねり方もうまいけど、誰も予期してないところに
ツンデレを投入してくる、そのタイミングのとりかたに天性のセンスを感じる(なんちて)。小森ちゃんのどうでもいい話は確かに面白かった。でもたまにだからいいんすよ。アニメも楽しかったけど、マンガはじっくり絵と字を追えるのがいい。
紙ブログ今回はじめてまともに読んだら面白かった。遡って読み直そうっと。