著者の初エッセイ集。けっこう幅広い年代・掲載誌から集めてあるが、ほとんど違和感はない。
朝日新聞に載ったのを読んで大笑いさせてもらった「
厚底ブーツのキミィ!」が懐かしい。愛憎うずまく少年時代の母の思い出はどこまで本当なのか?
小公女セーラばりに過去を脚色した母なみに池上さんも創作してるんじゃないのかねえ? 次のエッセイ集ではぜひ亜熱帯ハスキー犬ハースについて一章もうけてほしいものだ。今は16歳を越えてるのか……自由奔放に生きてるから長命なのかなあ。それにしてもこのタイトル、どういう意味なんだろ。本編で出てくるかと思っていたのに。そしてなぜ表紙カ
バーはカエルと二階建てバス?