読了本・コミックス

とりぱん 2 (ワイドKCモーニング)

とりぱん 2 (ワイドKCモーニング)

面白かったなー、と1巻からまた読み返す。2巻には賛否両論の嵐を呼んだらしい「かまさん編」が収録されている。1巻の予告ですでに涙ぐんでいた私だが、出会いから別れまで描かれると昆虫の寿命の短さをわりかし当たり前のこととして受け入れるというか……。なん子さんにとってかまさんはペットではなく奇妙な同居人だったんだろうし、庭に来る野鳥もペットじゃなくて風変わりなお客さんなんだろうし。野性動物と作者のそういう距離感が好きである。つぶらな瞳でパン千円分を約束させたカモと、弱者つぐみん組合結成はケッサクだった。あと写真のミーちゃんのむちむち加減には思わず鼻息が荒くなってしまう。