うわ、急展開。せっかく居心地の良い空間ができあがっていたのに崩れるときは一瞬だ。とかくこの世はままならぬ。千葉さんにからまれた高槻さんが怒鳴り返すシーンはもうね、ひゃーゆっちゃったよ! とぶっとんだ。でもそれは読者の私ですらうすうす感じていたことでもあって。ずるいなあと。これだから女の子には我慢できないってポイントに遠慮なくつっこめるのは、やっぱり高槻さんも女の子だからなんだろう。あと乙女系少年たちが慰めあってるところに顔を出す有賀ママ、最高。
藤の敵前逃亡にはしばらく何が起こったのか分からなかった。ありえねえ。頭が真っ白になったんならそのまま突撃して玉砕なり返り討ちにあうなりすりゃあいいのに、しっぽ巻いて逃げちゃうってあたりが藤らしいっちゃらしいんだけど。うーん、こういう性格ってのは頭を丸めたくらいで治るのかな? ゆりのみせた脅迫まじりの涙で改心したのだろうか。しかしオイシイとこをすべてもってったゆり様のおかげでそんなことはどうでもよくなっちゃったけどね。
かわいいグッズをたくさん売っているお店だから「かわいいや」。なのに可愛いどころか不気味なものばっかり、なぜなら店主一家の美的感覚がちょっとヘンだから、というほのぼのコメディ。もともと足の多い蜘蛛や
イカタコ類はともかく、多足猫のぬいぐるみはまじで夢に見そうなほど気持ち悪い……。こういう読後感は竹本作品では初めてだ。なんだか内容があんまりなかったなーというのなら結構あるけどさ。
新装版かと思ってたら続編だった。しかも完結してない。なんなんだー。3巻ほんとに出るのか?
スターピースは集まるの? でもって半分はゲストの原稿というのだから、豪華な同人誌みたいだね。複製原画もいいけどどうせならゲストのリク
エストで描いたカラーイラストを大判で載せて欲しかった。あおいちゃんときゃおりちゃんが懐かしい。このころの
竹本泉がいちばん好きだった……(のにいまだに新作が出れば買ってしまう……)。