読了本

とっても不幸な幸運

とっても不幸な幸運

新宿にあるバー『酒場』に持ち込まれる不思議な事件の数々。……割と面白かったのだけど、100円ショップで売ってるナゾの缶って結局なんだったんだろ? ファンタジーまたはスーパーナチュラルのりと思わせておいて実は、と合理的な解釈が最後にあるのかと期待してたのになあ。タイトルにもなってるんだからオチをつけれーとちょっと思った。それともオカルトっぽいネタが当たり前のように出てくる『ゆめつげ』と同じパターンなのかな。マンガならそういうのもアリだけど(『拝み屋横丁』みたいなのとか)、小説だと違和感があるのは何故だろう。それにしても出てくる料理の名前が美味しそうなものばっかり!