読了本・コミックス

『電車男　２』原秀則（小学館ヤングサンデーコミックス、2005）。
【エルメス】とデートを重ねる【電車】、ついに彼女の自宅を訪ねることに。ダルメシアン可愛いー。しかし名前が【プラダ】かい。犬が告白を邪魔するシーンがいかにもマンガっぽくて笑った。エルメスの気持ちも多少描かれているところがネット版とマンガ版の違いでもある。いつまでも天然な電車にすぱっと斬り込んでいくあたりとか。今日から映画版も公開なんだね。ああ、それでエルメス役が中谷美紀なのか。

『初恋ロケット』タアモ（小学館Betsucomiフラワーコミックス、2005）。
カバー買いしたら当たりだった。帯も可愛かったし。絵柄が何となくBetsucomiっぽくないせいか新鮮な印象。話はごくごく普通の恋愛ものだけれど、どこかメルヘンな雰囲気が漂う。読んでるうちにいつの間にか“タアモ時空”に入り込んでいるのかもしれない。表題作もいいけど東京に憧れる田舎の女の子の淡い恋を描いた「夜汽車紀行」がとびきり可愛い。ペンネームは子どもの時のあだ名をそのまま使っているそうだ。あ、どうでもいいことだけど女の子の制服姿はキュートなのに私服がちょっとイケてない感じ……。

『7SEEDS　６』田村由美（小学館flowersフラワーコミックス、2005）。
あとがきを読んで「確かに花が罹った病気はカラーだとさぞグロいだろう」と納得しつつ、ふとカバーの帯をはずしたら……ぎゃー！！　つかよく見たらあちこち……ぎゃー！！　何だか痒くなってきた。昔みずぼうそうに罹ったとき、患部にどぎつい紫の薬を塗られてこんな感じになったっけなあ（遠い目）。ナツも物語のヒロインだと思っていたのだが、この巻での花の活躍っぷりを見てしまうと「ちんちくりんの子ダヌキ」感は否めない。ごめんよナツ。