生ゴミ処理ボックス中継

夜はビニールのプチプチシート(←正式名称が分からない)をかけて保温している衣装ケース。さらさらだった土に生ゴミがなじんでしっとりしてきた。だんだん温度も上がってきて、フタが水蒸気でびっしょりだ。一日一回かき混ぜると発酵熱でほかっと湯気がのぼる。さわってみると生暖かい。20度くらいか? 表面を白く覆う放線菌をまんべんなく混ぜ込む。最初に入れたミカンの皮なんかはもう見えなくなった。ニンジン、ジャガイモ、タマネギなどの皮はぜんぜん変化なし。さすがに根菜類はしぶとい。
宅配便でボカシ容器が到着した。入手までの道のりは、市ホームページの案内どおりに市役所で申請書記入(要ハンコ)→1週間ほど待つ→業者から料金振込用紙とともに商品納入。市が3000円助成してくれるので負担額は2000円強。密閉容器2個とボカシ4袋がセットである。ボカシは糠床のような、ヨーグルトのタブレットの強力版のような匂いがするが、生ゴミにふりかけて1日たつとほとんど匂いがしなくなる。今後はこうして2週間ほど置き一次発酵が済んだ生ゴミを土に混ぜ込む予定。
ところで混ぜるのにはステンレス製の石炭スコップ「十能」がとてもお役立ちだ。ゴミをざくざく切り混ぜるには先のとがった園芸用スコップよりも平たい十能が便利だし、柄が長いので容器の底のほうまで届かせやすく腰も痛くならない。300円くらいから買える。