新選組!

第48回「流山」。
笑わせたかと思えば泣かせる。涙が引っ込んでは流れるという状態。古田新太の有馬様@薩摩が出てきたときはうわあ何つう悪そうな顔!と思ったけど、本当はすごく武士らしく礼儀正しいやつで。捨助のシーンもそうだが、こうかと思わせて外す、というのを何度も味わわされてマジで一喜一憂させられて、視聴者冥利に尽きるというか何というか。とどめは加納の登場だ。もうびっくりですよ。事実は小説よりも奇なりだなあ、ドラマとして脚色してあるにせよ。これまで端正な加納であったのはこのシーンのためかとまた涙。もうとっくに死んだ人なのに、近藤の死を惜しんで泣く私は何なのだホントに。予告の無精ひげな近藤を観てまた泣く。総司の病人メイクも凄いなあ……優香との痴話喧嘩も面白かった。演技力のある人々が揃ってるからこそ今年の大河は盛り上がってるのだと思う。