読了本・コミックス

『ARIA　５』天野こずえ（MagGARDENブレイドコミックス、2004）。
わるもんのいない世界へと、ちょっくら紙上バカンス。300年先の未来、火星にこんな綺麗な町ができてて、のんきな人々がまったり暮らしていたら、いいよねえ……。ところでネオ・ヴェネツィアには警察とか刑務所とかはないんですかね。

『結界師　４−５』田辺イエロウ（小学館、2004）。
謎めいた最強の兄、墨村正守登場。黒姫かっけー。物語もがぜん引き締まって、なんで最初から出さなかったのかと。パティシエ編は正直なくてもよかったと思う。単発の読みきりであれば悪くないが、あれで「結界師」としてのストーリーが中断されて中だるみしてしまったから。出番を削った担当がうらめしい。ウロ様編はトトロや千尋をもっと不気味にしたような凄みがあって結構よかった。