芋掘り

先週の土曜日、だいぶ葉も枯れかけてきていた袋栽培のジャガイモを堀りあげた。梅雨の晴れ間を待ちかねて敢行したものの……何で今週はこんなにいいお天気が続くのだ?! 天気予報のうそつき〜。こんなことならまだ掘るんじゃなかった。もう1週間ほど置いておけばさらに芋が大きくなったのに。
袋栽培の利点は堀りやすさだ。茎を引っこ抜いたら袋の中をさらえばよい。でも土の量に限りがあるぶん育ちは少々悪いかも。欲張って一袋に種芋を2つ以上植えたしな。そもそも植えた時期が遅かった。種芋が出まわったらすぐ買うのだった。それでもピンポン玉より大きいのが4〜5個はとれた。嬉しい。
失敗だったのは同じ袋にダンシャクとキタアカリをひとつづつ埋めたこと。まさか品種によって成長速度も違うとは思わなかったのだ。キタアカリのほうが枯れ枯れでもダンシャクはまだまだいける感じ、でも堀りあげは同時にしないといけない。案の定ダンシャクはまだ芋があまり育っておらず、収穫量はキタアカリのほうが4倍もあった。
さっそく堀りたてを塩ゆでにして食べた。ダンシャクは色白でさっぱりした味、土の香りがする。キタアカリは濃いクリーム色、ねっとりした食感で甘みがある。どちらも美味い! 新じゃがならではの風味。さらに煮物にしたらますます美味しく、1日でぜんぶ食べてしまった。
ジャガイモを植えたと日記に書いたのが3月29日。それから3ヶ月もたたずにこんなに収穫できるなんて。大した世話もしてないのに。ジャガイモってすばらしいなあ。今年の失敗を生かして来年はもっとたくさんの収穫を目指そう。ナス科は連作できないそうなので跡地には小かぶでも植えてみようかと思っている。