読了本

『終わらざりし物語 (上)』J.R.R.トールキン著/クリストファ・トールキン編/山下なるや訳(河出書房新社)読了、下巻へとなだれこむ。
父が書いた「中つ国」に関する断片的な覚書や書簡からの引用等を息子が編集校訂し、読める形にして提供してくれたファン待望の一作。一度読んだくらいじゃとうてい消化できない濃度の高さだ。
ボロミアのイムラドリス探索に関する著者のコメントに思わず目が潤む(ガラドリエルとケレボルンの歴史について語られた章の364ページである)。7つの烽火の名前が出ていたので後でメモっておこう、と思ったのだが探しても見つからない。下巻のほうだったかな?