コミックス
日曜日のまとめ読み。
『新版 丹下左膳』米良仁(リイド社、2003)ISBN: 484582728X
今回いちばんの収穫。渋くて品のある絵柄とストーリーがいい。チャンバラよりも人情話が中心。地味めでアクがなく、劇画っぽくない劇画だ。今風といえば今風なのかもしれない。でも時代物が好きな人にはお薦めしたい。
『ローゼン メイデン 2』PEACH-PIT(幻冬舎、2003)
ドールがかわいい。戦闘少女もの。大人が巧妙に登場してこない世界なだけに“お父様”の存在が気になるのだが。
『ARIA 3』天野こずえ(マッグガーデン、2003)
凶悪犯罪も悪意を持った人間もでてこない夢のような世界。「恥ずかしいセリフ禁止!」だけどたまには殺伐とした現実を忘れてなごみたいのだ。
『よつばと! 1』あずまきよひこ(メディアワークス、2003)
元気少女とおとぼけ父、お隣さんののんびり一家が繰り広げるホームドラマ。これもなごみ系だね。ついこういうの選んじゃう。疲れてるんかな私。
『不死者あぎと 4』なるしまゆり(集英社、2003)
なごまない系。相変わらずえぐい展開。だけど読んでしまう。完結したら最初から読み返そう、細切れに読んでると話が分からん。
『王家の紋章 48』細川智栄子(秋田書店、2003)
現代の知恵で古代の難問を解決に導く。タイムスリップものの愉しみのひとつだが、あんまり都合良くいきすぎてもな。しかし、どーなる子ギツネ!