本日の読書

ジョーン・ヘス『ど田舎警察のミズ署長はNY帰りのべっぴんサ。』を読み始める。このシリーズ、タイトル覚えにくい〜。
カレル・チャペック『園芸家12カ月』(中公文庫)読了。
園芸家を笑いのネタにしてしまう独特のユーモア感覚。庭いじりが好きな人ならまず楽しめるでしょう。苦笑とともに。だって、ネタにされてるのとまったく同じ事を自分もやっているんだもの。
テッド・チャンあなたの人生の物語』(ハヤカワ文庫)読了。
いいものを読んだ、という感じ。とても面白かった。SFな部分は半分も理解できていないのだけれど。むずかしいです。けど美しいまでに端正で、もの静かなのに迫力があって。気がつくと物語に没頭していました。どこか東洋的な奥深さを感じさせる作風でもあります。ヴィクトリア朝にオカルトと科学を配した華麗なる「七十二文字」は長編で読みたかったな。読後感もよかった。表題作のほか「理解」「地獄とは神の不在なり」あたりも印象深かった。