『まひるの月を追いかけて』恩田陸(文藝春秋、2003)。 読んでいて息が詰まるような話。陰鬱といってもいい。不確かな影のような誰か(まさに“まひるの月”)を捜し求める登場人物たち――その姿を追いかけながら読者の心はカバー写真のような曇天に覆われてい…
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