読了本
- 作者: 高田大介
- 出版社/メーカー: 講談社
- 発売日: 2016/05/13
- メディア: 文庫
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チーム・マツリカ結成、そして刺客の呪縛編。女子供と老人しかいなかった(?)高い塔にドヤドヤと男どもが増殖、やたらめったら賑やかに。イラムに一喜一憂させられるアキームが可愛すぎるね! ニザマでは帝との間で禁書論争が勃発、一枚上手のニザマ帝はごきげんでマツリカを呼び捨てに(親愛表現)。まぁ孫みたいなもんだもんね……自分の孫はまだいないわけだし……。禁書の一幕は元原稿から削ったのを回復したらしいけど、「マツリカとキリヒトのわくわくお買い物」みたいな読者サービスっぽいエピでもないのにわざわざ復活させたってことは3作目以降の展開に関係してきたりするのかなぁ? この物語、無駄な部分がないからさ。たいてい何かの伏線で。しかし同じ禁書の話でも、前半の魔道書云々とはずいぶん趣きが違うもんだ。