読了本

花酔いロジック 坂月蝶子の恋と酔察

花酔いロジック 坂月蝶子の恋と酔察

花酔いロジック 坂月蝶子の恋と酔察/森晶麿
シリーズ2作目。恋愛色のあるミステリとして、徐々に甘々さを増していくのがくすぐったくも楽しいのは黒猫シリーズとも共通する。ミステリとしてはあんまりひねってないけど「化酔いロジック」は種明かし後に読み返したらスッと意味が通って感心した。にしてもキリンとフラスコは当て馬として登場したのかね? 証子先輩の決断の凛としたほろ苦さはギムレットにはぴったりかもしれない。ギムレット飲んだことないけど。「華酔いロジック」での泡盛フルコースがうまそうすぎた……。