読了本
- 作者: 深木章子
- 出版社/メーカー: 光文社
- 発売日: 2015/06/18
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
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県警捜査一課の刑事だった祖父に、かつて担当した“ミステリっぽい事件”のお話をねだる孫が安楽椅子探偵。祖父を“じいじ”と呼ぶ子どもっぽい素直さと、小6とは思えないほどの洞察力とのギャップはやや違和感あったが、表題作や「ふたりはひとり」などは手が込んでて面白かった。らせん階段のトリックも。ところでこの著者の略歴、元弁護士で60歳を機に執筆活動を開始、ってすごいね。