読了本

交換殺人はいかが? じいじと樹来(じゅらい)とミステリー

交換殺人はいかが? じいじと樹来(じゅらい)とミステリー

交換殺人はいかが? じいじと樹来とミステリー/深木章子
県警捜査一課の刑事だった祖父に、かつて担当した“ミステリっぽい事件”のお話をねだる孫が安楽椅子探偵。祖父を“じいじ”と呼ぶ子どもっぽい素直さと、小6とは思えないほどの洞察力とのギャップはやや違和感あったが、表題作や「ふたりはひとり」などは手が込んでて面白かった。らせん階段のトリックも。ところでこの著者の略歴、元弁護士で60歳を機に執筆活動を開始、ってすごいね。