読了本

ヒア・カムズ・ザ・サン 東京バンドワゴン小路幸也
シリーズ10作目。勘一さんが相変わらずカッコいい。食の冒険も相変わらず続いているが。勘一が締めて、我南人がLOVEでまとめるのとセットで話が納まるようになってきたね。どこぞのえらいさんが横やり入れてきたときはヒヤッとしたけど、研人に花陽がキレたときはマジ噴きした。すんごいとばっちり!

居酒屋ぼったくり〈3〉

居酒屋ぼったくり〈3〉

居酒屋ぼったくり 3/秋川滝美著、しわすだ絵
要はいつになったら謎の人じゃなくなるのかなぁ。ウメに「美音坊にとってはよっぽど入ってみたい場所だった」と言わせるあたり、そういう展開を期待していいんだろうと思うけど、じれったいほど進展しないぜ。松竹梅の「澪」って眼中になかったんだけど、一度試してみようかな。どこでも買えるしね。

異能の画家 伊藤若冲 (とんぼの本)

異能の画家 伊藤若冲 (とんぼの本)

異能の画家 伊藤若冲狩野博幸森村泰昌ほか
若冲についてコンパクトにまとめられている。色や構図もすごいけど、妙にかわいかったりユーモラスだったりするところに心惹かれるな私は。鳥がとくに可愛いんだよね。ホントに好きだったんだろうな。にしても女性の影がないからって男色家を疑うのはどうかと……。

真夜中に猫は科学する エクレア教授の語る遺伝や免疫のふしぎ/薬袋摩耶著、浅生ハルミン
猫の集会は科学談義だった!? サイエンス・ライターによる小説仕立ての読みもの。分かりやすいというか、ほほえましい。キララ超イケ猫。先生とキミってどういう関係? 夫婦? にしても日本人の25%が持っている「光クシャミ反応」なんて知らなかったな。