読了本
- 作者: 高田大介
- 出版社/メーカー: 講談社
- 発売日: 2013/08/09
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
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3度目の再読。先日、続編である図書館の魔女 烏の伝言を読んだので、また読みかえしたくなって。このシリーズがどんだけ好きなんだっていうね。いや、でも、ほんとに面白いわ……。キリヒトとマツリカが愛しくてならない。天蓋バザールで羽をのばすくだりとか、襲撃の夜に縦坑で会うシーンとか、何回読んでも心がおどる。なぜ皆マツリカに魅了されるか、キリヒトに人望があるのか、ストンと腑に落ちる。ふたりだけで北の沢に遊びに出るという約束が果たされるのは数年後、とあるからその場面が描かれるまで物語は続くって考えていいんだよね。私がもうちょっと脳内のビジュアルを固められるとさらに楽しいんだけどなぁ、衛兵さんたちとか、おぼろげなイメージしかないから……。