読了本

本の町の殺人 (創元推理文庫)

本の町の殺人 (創元推理文庫)

本の町の殺人/ローナ・バレット著、大友香奈子訳
主人公が経営するミステリ専門書店の描写が面白い。ヘイ・オン・ワイのような本屋だらけの町、というほど本屋は出てこなかったけど、おいおい紹介されていくのかな? 事件もけっこう込み入っていて楽しめた。トリシアが首をつっこむことになる理由も自然だ。しかし予想以上に凶悪なオチだった……。アンジェリカはそんなにひどい姉じゃないよなあ、と最初は思ってたけどやっぱりちょっと煩わしいかも。でも肉親がそばにいるのは心強いものだし、料理がうまくて調査に協力的なところはとてもいい。トリシアたちがいつも寛いでる「ヌック」が分からなかったのでググったらイメージしてたのと違ってた。私が思い浮かべてたのは「カウチ」だわ。シリーズなので続きが楽しみ。