読了本・コミックス

紫色のクオリア 3/うえお久光原作、綱島志朗作画
親友を助けるため人の道から外れることも辞さずトライ&エラーを繰り返すうち、「人という存在」であることすらやめていくマナブ。その果てに待つものは……。この最終巻はまどマギ(テレビ版しか観てませんが)とは真逆の結論を出したんだなあ、と感慨深かった。ふたりの少女の友情を軸に、スケールも同じくらい大きいのに選んだ答えが正反対という。選択肢は無限にある、だから物語って面白いんだろうね。原作者の書き下ろし短編には頭が混乱した。マナブの愛がゆかりの能力を生み、その命を危機にさらし、マナブが悟る? ……卵が先かニワトリが先か? うーん、この話面白いけど、やっぱいろいろ難しい!