読了本
- 作者: ジーン・アウル,白石朗
- 出版社/メーカー: ホーム社
- 発売日: 2013/04/26
- メディア: 単行本
- この商品を含むブログ (1件) を見る
- 作者: ジーン・アウル,白石朗
- 出版社/メーカー: ホーム社
- 発売日: 2013/04/26
- メディア: 単行本
- この商品を含むブログ (1件) を見る
シリーズ最終章。時が流れ、娘のジョネイラは馬に乗れるくらいまで成長。いまエイラはいくつなんだろ。25歳くらい? ウルフももう高齢犬の仲間入りなんじゃないかなあ……。それはさておき、祭祀を司るセランドニアの侍者となったエイラは修行をかねて聖地をめぐる旅に出る。アルタミラとかラスコーみたいな壁画洞窟があちこちにあるんだな。研究によれば描いたのはネアンデルタール人とする説が強いそうだ。蔑みの対象である平頭と尊敬されてる遠つ祖が同じなのだとしたら、今後の展開にも影響してくるかもしれない。洞窟巡りはほとんど同じことの繰り返しなので長い割にちょっと単調なのだが、中巻終盤の悪党退治のくだりは凄みがあった。女神に返すことでしか治せないものがある、かあ……。