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天冥の標 3 アウレーリア一統 (ハヤカワ文庫 JA)

天冥の標 3 アウレーリア一統 (ハヤカワ文庫 JA)

天冥の標 3 アウレーリア一統/小川一水
一度おおきく遡った時間が、また少しずつアクリラやカドムの時代に近づいていく。彼らのご先祖様とおぼしき人々の生活習慣が今とはえらい違ってるのが面白い。私たちだって江戸時代なんかと比べると暮らしぶりから考え方までずいぶん変わってるもんなあ。それでも1巻目で起こった出来事との繋がりはいまだじわじわとしか見えてこないのでもどかしい。プラクティスだってまだ普通の人間だし。にしてもフェオドール、この食わせものめ〜。さらに六本足の猿のような生物や、被展開体ミスチフとはいったい……。次の巻ではまた数百年くらい飛んでるのかしら。いいかげんアクリラやカドムがどうなったのか教えてほしい!!