読了本

真夜中のパン屋さん 午前2時の転校生 (ポプラ文庫 日本文学)

真夜中のパン屋さん 午前2時の転校生 (ポプラ文庫 日本文学)

真夜中のパン屋さん 午前2時の転校生/大沼紀子
シリーズ3作目。うわあ、騙された! 欧米かぶれの祖父で気づくべきだったのに。その他にもいろいろと仕込みがあって驚かされた。斑目は出番少なかったけど相変わらず変態の変人でひと安心。こだまのパンを独り占めする美作父の不器用さも微笑ましかった。しかし弘基のつくるパンはホントうまそーだなぁ。豚肉のパテとスプラウトのチーズサンド! セロリとブルーチーズのバゲットサンド! 私もそれでビールのみたーい。希実のハハ問題がチラッチラッと小出しにされててじれったいったらない。でもそれが明らかになるのは、パンドラの箱の蓋を開けるのと同じことになりそうな。