読了本
- 作者: 大森 望
- 出版社/メーカー: 角川書店(角川グループパブリッシング)
- 発売日: 2011/02/25
- メディア: 文庫
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アンソロジー第3弾。不思議というより奇妙、ファンタジーというよりシュールで、時にヘンタイすれすれなものまで入っている。おーもりさんちょっと冒険してみた? スタージョンや万城目さんのが面白かったけど、それだって人魚は悪態好きだったり歯が内側を向いてたり、若者がホルモォォォォと叫んだりチョンマゲだったりと、どこか“うつくしくない”雑味がアクセントになっている。そういうの、むしろ好きだな。ただ川上さんのや川端さんのはいまいちピンとこなかった。感性で読む話だからだろうか……。ところで小林さんって「たいぞう」じゃないんだ! 「やすみ」だと作品から受けるイメージまで違ってきちゃうよ。